みかんというのは、僕も含め和歌山の有田周辺で生まれ育った人間にとってとても身近な存在です。
(有田みかんと言ったら全国でも有名ですよね。)
2022年12月27現在も、我が家では玄関にダンボールに入ったみかんが置かれています。
今は、結婚し別の場所に住んでいるので、実家からタダでもらってきたみかん
(見た目や大きさが標準からそれ、出荷できないもの)
みかんを買うっていう感覚がないので、売られているみかんの値段を見てびっくりすることも…
そんなみかんも収穫がラストスパートに年内に終わらしたいと、各農家が必死に収穫しております。
収穫仕切るぞー
みかんの収穫
みかんの収穫はその家によっても違うのですが、10月中旬〜1月上旬まで行います。
僕が生まれ育った地域では、出来る限り年内を目標に収穫しきろうと頑張っている家が多いです。
ということで12月末現在は、皆必死に収穫しております。
農家を焦らせること
みかんの収穫の際、気をつけないといけないのが水滴です。
みかんに水滴がついた状態で収穫するとすぐに腐ってしまいます。
ということは雨が降ったらみかんを収穫できない、雪が降ったらみかんを収穫できない天気が勝負になってきます。
しかもこの時期になると寒いので夜露がみかんに付着します。これもダメ!
農家にとってコレが一番厄介!
もちろん選果(仕分け)や荷造りがあるので、そのような仕事が出来ますが、収穫できないのがやはりつらい!
そんなこんなで、天気を気にしながら、皆一生懸命みかんを収穫しています。
身近なみかん
冒頭でも書いたとおり、かなり身近にみかんがありますので、いくつかのエピソードを紹介します。
どこにでもみかん
家を出て見渡したら、みかん みかん みかん ぜったいにみかんが目に入る
右を見ればみかん山、左を見れば海、自然に囲まれた美しい和歌山
小学生の頃は家に帰る際、道端に生えているみかんを取って食べながら帰っていました。(ホントはダメだよ)
見つかってしまい「コラッ」恐る恐る振り返ると、「こっちしかうまいろぉ」っておっちゃんがみかんをくれました。
みかんを投げて遊んでいるとさすがにガチで怒られましたが…
どこ見てもみかんだったよ
給食にみかんご飯
給食にみかんが出てくるだけでなく、ご飯をみかんで炊いちゃった。
美味しいという声もありますが、僕は苦手でした。
無理しないで普通にみかん食えば良いやんと思っています。
みかん食べすぎで手が黄色い
寒い時期になると、皆みかんを食べすぎて手が黄色くなります。
原因は、柑橘類に含まれるカロテンという色素が体内に蓄積することにより起こるそうです。
「どんだけ食べてんねん」って突っ込みたくなると思いますが、気付いたら食べてます。数えてない。
こたつの上にカゴが乗ってて、山盛りのみかんがテレビを見ていたら皮だけになってるって感じです。
大人になってから、飽きたのか食べる量は激減しました。
腐るほどみかんがある
大体の家では玄関に、コンテナか、ダンボールに入ったみかんが置かれています。
玄関は涼しいので置いておくのに最適!
聞こえが悪いですが、クズと言われて出荷できないものが置かれているものがほとんどだと思います。
これがまた、キレイなみかんより美味しいんだ!
勝手に思っているだけですが、多分有田周辺の人は誰もみかんは買わないんじゃないかなぁ。
厄介なことにみかんが多すぎて腐ってしまう。
腐ったみかんはカビが生えて緑色になりよもぎ餅みたいになってます。
触るとカビが粉になって「ボフッ」ってなります。
何故か美味いみかんほど腐りやすいんだよな
みかんを収穫することをみかん採り(とり)という
観光客向けにはみかん狩りと書いていますが、農家の人はみかん採りと言います。
みかん狩りなんて言葉大人になるまで知らなかったぐらいです。
青森だったら、りんご採りって言うのかな?
農家では子供も片手でみかん採れるよ。
人差し指でみかんのお尻を抑えて、ハサミとみかんの間で掴みながら枝を切る
木に登りながら、枝を左手で寄せながらどんな状況でもみかんを採るプロの技
まとめ
みかん農家さんが今頑張っています。
僕は、みかんを食べて子育てとブログを書くことにします。
みかんの和歌山最高です。
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